渋谷 一蘭 とんこつラーメン

渋谷のタワーレコードで、アニメーション作家・新海誠さんの個展が昨日から始まった。

新海さんを師と仰ぐ次男坊は、初日に駆けつけた。

原画やストーリーボード、コンテ等、新海さんの創作過程から、たくさん学んだようだ。

都心にでれば、パパはご馳走してくれるキャンペーン をボクは展開中である。

昨晩は渋谷で。

「お寿司がいいか？ それともラーメンか？」

予想を覆して、ラーメンという返事。

贔屓のラーメン屋が休業中で残念だったが、前職で若い同僚に連れていってもらった「一蘭」に入った。

とんこつラーメン屋さんである。

孤食 というべきか、女性が独りでもラーメンを楽しめる仕掛けがこのお店のウリ。

カウンターは一席ごとに間仕切りがついている。

前は暖簾で覆われ、お店の人から顔を見られない。

ラーメンに集中する。

ここまでやるか。

とんこつのスープ、麺ともども味良し。

次男坊と隣に腰掛けて間仕切りをたたんで、生ビールを飲んだ。

ここの茹で卵が美味しいので、それを肴に。

次男坊は、とんこつラーメン＋替玉付。

ペロリと平らげました。

お腹もできたので、寿司でビールでも楽しもうと、行きつけの寿司屋に誘った。

お腹一杯、のはずでした。

しかし、作戦は失敗した。

「えんがわ」の好きな次男坊は、始めと中と終りに、三度も「えんがわ」をお腹におさめた。

別腹ということか。

まあ、いいでしょう。

お代はパパの役目です。

バイトで稼いだお金が、新海誠さんのコンテ集やオリジナルサウンドトラックに投下された。

それが正しい使い道なのだ。

パパはきっといつまでもパパなのである。