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2013年5月27日 (月)

断捨離

書庫を借りていた。

いやまだ借りているが、六月には解約する。

五月のGWから週末毎に、断捨離をしてきた。

あまりの量に、最初は不可能なことのように思えた。

毎月の維持費が馬鹿にならないけれど、どこに運搬するか、どこで分別するか、どこで処分するか、そもそもトラックを借りて、自分一人でできるものなのか、様々な難問が横たわっていた。

構想を何ヶ月か温めた。

映画「ショーシャンクの空に」と、アルベール・カミュの「シーシュポスの神話」が、構想の理論的背景にある。

少しずつ、小分けにして、繰り返し繰り返し往復しては試みる。

正確には数えていないが、二十回位になるだろうか。

そもそも大型トラックで運び込んだ量である。

ある日、書庫の向こうの壁の一角が見えてきた。

それからしばらくして壁の全面があらわれた。

次に床があらわれてきた。

昨日は、床を掃くことができた。

本をたくさん売った。

もはや自分が必要としない本だけを手放したから、以前としてかなりの量である。

しかしそれらは、これから必要な本だ。

明け方からの何時間、汗を流した。

朝飯前の仕事だった。

だんだん楽しくなってきた。

生活の新しい構想が湧いてきた。

いらないものを捨てていくのは、新たな幸せが訪れる場を開けておくため。

雨の季節の前には終わる。

いくら運んでも減っていかない一時期が、今では懐かしい。

その一瞬一瞬の五月の朝の光を覚えている。

なんの成果もあがらないようにみえて、何かが変わりつつあった。

ボクの構想通りに。

しかし手に入れたものは、想像を超えたものだった。

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