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2013年8月12日 (月)

オリバー・ストーン監督の歴史書

映画監督オリバー•ストーン氏と歴史学者による全3巻のアメリカ史の原題は、「語られなかった合衆国の歴史」だった。

そのうち2巻を買って、最初の1巻を週末読んだ。

広島と長崎に原爆を投下した事、日本全国が焼夷弾による無差別爆撃を受けて焦土と化した事を、終戦の日を前に今一度深めて考えておきたいと思った。

オリバー•ストーン監督を最初に知ったのは、映画「プラトーン」だった。

そして「JFK」。

ジャーナリストとしての資質がある監督だ。

今夏の広島と長崎の式典に参加され、被爆者から話を聴いている彼の姿をニュースでみた。

誰が、どのような意図を持って、恐るべきパンドラの箱を開けてしまったのか?

歴史を学ぶことは、実は今を生きるために必要な事なのだ。

そのようなことに、やっと自覚的になった夏。

日本とアメリカが戦争をしたことを知らない世代がいるという。

知らないということは、都合のいいようにされてしまうということなのだろう。

世界がどのような力学で動いてきたのか、動いているのか、そして動いていくのか、そのような歴史観をボクもまた持って行きたい。

いつも歴史の授業では、現代史に辿りつかなかった。

それを歌った歌手がいた。

ボクもまた、そうだった。

みんなもまたそうならば、そこには意図があったとみなされるだろう。

まもなく終戦の日がくる。

今の平和を守るために、歴史を学ぶことは、とても大切なことなのだ。

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