映画「終戦のエンペラー」を観て
この映画の冒頭は、原爆の投下シーンから始まる。
度重なる空襲と、紅蓮の炎。
一面焼き尽くされ、荒野となった東京の風景がみえる。
メロドラマの体裁をとった部分が、作品を弱めているものの、作品自体の価値は高い。
映画の終盤、心動かされるシーンがある。
勇ましい話ではない。
今の政治家は、この作品を観るだろうか?
観る気がない政治家は、正直信用する気になれない。
無条件降伏から、日本は始まったのだ。
そんな歴史を、この夏、観ることができる。
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