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2013年9月18日 (水)

週刊誌の見出し

週刊新潮と週刊文春の中吊り広告をみて思った。

朝刊でも、二誌は競うように見出しが踊っていた。

権力や権勢を誇った著名人が転ぶと、今まで黙っていたメディアがここぞとばかりに叩く。

きっと売れるのだろう。

自分の中に、読みたいという気持ちが生まれてる。

でも。

買うのは止そう。

ささやかな不買運動。

その著名人の番組は、以前から観なかった。

しかし大衆は支持したのだろう。高視聴率をとれる人だった。

しかし大衆は残酷だ。

メディアがそれを増幅する。

すごいことだ。

人の不幸で部数が伸びる。

お金儲けのためならば。

大衆の望むものを提供することこそ使命なのだろう。

大変な商売である。

昭和の時代を思い出す。

「疑惑の銃弾」。

大衆の欲望とトリックスターのバトルロワイアル。

今度の見出しも、その構図がみてとれる。

権力や権勢を誇った著名人が転落するのをみて、そこに教訓をみることも出来るだろう。

奢るなかれ、と。

しかし、ボクは身体の中にそのような情報を入れるのは止そう。

愚かなストーリーよりも、素晴らしいストーリーを。

TVを観なくなった自分に。

週刊誌を買わなくなった自分に。

心ふるえるような素晴らしいストーリーを、お願いします。

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