札幌から 長男の帰還
まもなく札幌から、長男が帰還する。
約一ヶ月の長期出張は、彼曰く「長いようで短い一ヶ月」であったという。
今朝のメールから、弾んだ気持ちが伝わってきた。
社会人二年生、ある程度仕事も任されるようになり、今日は彼の加わっていたシステム開発の稼働実験らしい。
仕事の醍醐味が、あるいはわかり始めた頃なのかもしれない。
「仕事とは何か?」
様々な答えが考えられる。
今のボクは、このように答える。「他の誰かのために、自分の能力を活かしてあるサービス、ある製品を提供する。その対価として他の誰かから(多くは組織を通じて)、報酬をえること」。
そこには喜びのみならず、喜怒哀楽の全てと、矛盾にみちたこの世界の歪みや捻れがある。
人の欲望、人の気高さの全てがある。
だから、仕事は尊いのだ。
長男が帰還したら、週末一献傾けよう。
一ヶ月の札幌の滞在は、彼の仕事であると共に、人生の旅であったに違いない。
その武勇伝に耳を傾けよう。
息子と離れてみて、よくわかったことがある。
子供は親には、大いなる生きがいなのだ。
ましてや大人になった息子たちが、頼もしいと思える今日この頃。
ボクもまたがんばろう。
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