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2013年10月24日 (木)

「笑っていいとも!」 終了の知らせ

今週のニュースで、台風27号関連とiPad Air発表にならんで「笑っていいとも!」終了の知らせは大きかった。

タモリさんが32年間続けてこられたこと、それはあまりにも大きいことだ。

昭和から平成に時代がかわっていく中で、このバラエティ番組に出演したゲスト、そして視聴者、アルタのスタジオでみた観客、これは、生番組なのだ。

時代の生(なま)を、32年間!

頭がさがります。

番組は7000回を経て、来年3月までまだ続く。

番組が終了したら、「笑っていいとも!」クロニクル というような本を発売してほしい。

32年間の芸能史のエンサイクロペディアになるだろう。

今から25年程前に、ボクは名古屋のオフィスで仕事をしていた。

お昼時になると、会議室でお弁当を食べる社員たちがいた。

彼らが観ているTVが、「笑っていいとも!」だった。

もうオフィスでTVがついている時代ではなくなったろう。

その後、ボクは転職し、オフィスでTVがついていない世界で25年間仕事をしてきた。

タモリさんは毎日生番組に出演し、リーマンのように収録が終わったら帰宅する生活を続けられた。

毎日毎日だ。

すごいっ!

当初は少し危ない芸風と思ったタモリさんは、やがて絶妙のバランス感覚を持った大人だということが浸透していった。

番組の中で、確か、たけしさんが田中康夫さんを投げ飛ばしたシーンが印象に残る。

生(なま)だから、避けようがない。

それも25年位前のことだ。

もう観ることはできないが、タモリさんへのリスペクトは変わらない。

後半年間、最後までたんたんと、飄々と完走してくださることを祈って。

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