ユーミン NEWアルバム POP CLASSICO
11月20日の朝日新聞をお昼休みに読んでいたら、ユーミンのNEWアルバムの広告が載っていた。
『POP CLASSICO』。
久しぶりのNEWアルバムだ。
最初の曲「ひこうき雲」をリリースしたのも同じ11月20日らしい。
毎年秋になると、ユーミンのNEWアルバムが出て、それを買わなければ、恋愛の現役ではいられなかった時代を、ボクも生きてきた。
いつしか、ボクもそんな時代の現役から引退して、ユーミンから遠ざかっていった。
確か、ユーミンも還暦。
昭和と平成をつなぐ歌姫として、今なお現役なのは、素晴らしいことだ。
今回のアルバム評を読んで、ユーミンは自らを歌に託して、このアルバム作りに臨んでいるように感じられた。
だから、久しぶりに、NEWアルバムを買ってみたいと思っている。
「もう、ユーミンはいいかな」と思うようになったのは、TVでタイアップ曲を聴いたり、アルバムのマスセールスのキャンペーンで、煽られることに食傷気味だったから。
もはやユーミンは、ひとりのユーミンではなく、大勢のクルーに囲まれたプロジェクトそのもののように感じられた。
恋愛至上主義を、高度情報社会において、マスセールスする。
それは、ユーミンではなく、カリスマ・プロデューサーズが仕掛けてきたことのように感じられた。
今の若者たちは、厳しい社会の現実に直面している。
恋愛をするには、難しい時代かしれない。
だから、ユーミンの本当の声を歌の中に、ボクは聴きたい。
このNEWアルバムに期待するのは、それだ。
週末に、ユーミンに向き合うようにして、聴いてみたい。
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