村上春樹、可合隼雄に会いにいく
以前から「読まなくては」と思っていた本を購入した。
村上春樹さんを、ボクは小説家として尊敬している。
しかし、それ以上に、同時代を生きる人生の先輩として、着目し興味を抱いている。
キャリアカウンセラーとして仕事をするようになり、村上春樹さんの「アンダーグラウンド」がボクにとって重要な位置を占めるようになった。
サリン事件の被害に遭われた方々への取材には、カウンセリングの技法がしっかり活かされていた。
傾聴と受容。
あるいは、臨床心理学者の河合隼雄さんの影響が、そこにあるのかもしれない。
村上春樹さんに接近する視点として、河合隼雄さんは、重要なキーを持っている。
その秘密に接近するための本を、今までは遠ざけてきた。
しかし、今それを必要とする季節がやってきたのだ。
癒し。
無意識。
物語る行為に潜むもの。
そこにボーリングを試みる。
地下の水脈で、日々ボクが試みている事とつながっているかもしれない。
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