映画「ゼロ・グラビティ」
遅ればせながら、初めての3D体験をした。
今まで3D映画を敬遠してきたのは、ボクにとって映画は鑑賞したい性質のものであったから。
この「ゼロ・グラビティ」を観る時も、2Dで観ようとしたら、上映回数の少ない2Dは満席で、IMAX 3Dで観ざるを得なかったのだ。
アルフォンソ・キュアロン監督。
彼の映画でなければ、ボクは劇場に足を運ばなかった。
彼の『トゥモロー・ワールド』(06)で驚嘆し、『大いなる遺産』(98)、『天国の口、終りの楽園』(01)を観て、彼の稀有な映像造型力に舌をまいた。
彼の映画を映画館で。
それが3Dだった。
(この映画の内容にふれ、ネタバレするのを避けたいので、その周辺のみを記します)
『ゼロ・グラビティ』以前と以後という区分けがされるに違いない。
スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』が、そうであったように。
3Dで描くことが、いわば必然であった寓話的物語。
あるいは神話的物語。
死と生の、あるいは生命の物語。
あるいは、逆境から生きようとする物語。
ボクは、いずれブルーレイを購入して繰り返し観てみたいと思っている。
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コメント
川崎のIMAX 3Dで、夫婦で鑑賞してまいりました。素晴らしかったです!!鑑賞後も、いろいろと語り合いたくなる作品ですね、、。
あと、既にご覧になっているかと思いますが、本作の監督の息子さんの作品で、以下のようなものがあるんですね、、、。ちょっとウルウルきちゃいました。
http://www.youtube.com/watch?v=0zcYkuIzzy8
(本年もよろしくお願いします。)
投稿: まえなか | 2014年1月11日 (土) 00時32分
まえなかsan
キュアロン監督の息子さんのムービーは、『ゼロ・グラビティ』に奥行きを与えてくれますね。
親子で取組んでいるところが、またいい。
今年も、素敵な映画にめぐり逢えますように。
どうぞよろしくお願いします。
投稿: チャーリー | 2014年1月12日 (日) 19時55分