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2014年1月13日 (月)

伊集院静 成人の日のメッセージ「決心しよう」

今日は成人の日。

朝刊に載っている伊集院静氏のメッセージを読んだ。

恒例のサントリー成人の日広告だ。

キャッチ・コピーは、

決心しよう」。

伊集院静氏の万年筆の文字で。

「こころの持ちようとは、覚悟だ。決心だ」

その文章に続けて伊集院氏は提案する。

「今日を境に何かひとつ決心し、それを胸の中に刻んで歩き始めてみないか。何だっていい。やると決めるんだ」。

「自分だけがしあわせになろうとしていないか」

「お金を得ることにこだわってないか」

そのようなことは卑しいことと位置づけて、覚悟は品性の上にあるものと説く。

苦しい時、辛い時に、その覚悟と、誰かのために生きようとしたことが救ってくれる

そう続ける。

生きることが必ず苦いもの、悲しいものをともなうことにふれる。

そして苦しかった日の夕暮れ。

そんな時には「一杯のやさしい酒」をと結ぶ。

やさしい酒・・・。

そこに、

「サントリーウイスキー響17年」の写真。

「響」。

・・・

うむ。

そのお酒は、新成人には百年早いかもしれない。

新成人に相応しいウイスキーは?

昔であれば、ホワイトか。

今ならば、角 だろうか?

歳を重ねて手に入れる楽しみがある。

憧れ、といってもいい。

憧れを先取りしてしまわぬように、と願う。

しかし時には一級品を味わうのも、大切なことだろう。

例えば、山崎。

オンザロックで。

●伊集院静 新社会人メッセージ(過去記事)

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