伊集院静 成人の日のメッセージ「決心しよう」
今日は成人の日。
朝刊に載っている伊集院静氏のメッセージを読んだ。
恒例のサントリー成人の日広告だ。
キャッチ・コピーは、
「決心しよう」。
伊集院静氏の万年筆の文字で。
「こころの持ちようとは、覚悟だ。決心だ」
その文章に続けて伊集院氏は提案する。
「今日を境に何かひとつ決心し、それを胸の中に刻んで歩き始めてみないか。何だっていい。やると決めるんだ」。
「自分だけがしあわせになろうとしていないか」
「お金を得ることにこだわってないか」
そのようなことは卑しいことと位置づけて、覚悟は品性の上にあるものと説く。
「苦しい時、辛い時に、その覚悟と、誰かのために生きようとしたことが救ってくれる」
そう続ける。
生きることが必ず苦いもの、悲しいものをともなうことにふれる。
そして苦しかった日の夕暮れ。
そんな時には「一杯のやさしい酒」をと結ぶ。
やさしい酒・・・。
そこに、
「サントリーウイスキー響17年」の写真。
■
「響」。
・・・
うむ。
そのお酒は、新成人には百年早いかもしれない。
新成人に相応しいウイスキーは?
昔であれば、ホワイトか。
今ならば、角 だろうか?
歳を重ねて手に入れる楽しみがある。
憧れ、といってもいい。
憧れを先取りしてしまわぬように、と願う。
しかし時には一級品を味わうのも、大切なことだろう。
例えば、山崎。
オンザロックで。
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