立春 粉雪の降る訳
東京に粉雪が舞っている。
立春の今日。
粉雪が舞う訳を考えた。
春を想う。
この二月を耐えれば、春が来る、そんな思いで過ごした二月があった。
そして、三月。
3.11から、まもなく三年になる。
二月と三月は、様々な思いが重なる。
一日の仕事を終えて、電車に乗って、我が家に向かう。
そんな平凡でありきたりなことが、かけがえのないことだと思える。
毎日、転機を迎えた人々の人生に添うようにしてカウンセリングをしているからだろうか。
どうにもならない時がある。
しかし、時は過ぎ、こんな晩に粉雪が舞う。
生きていて、その粉雪をみれること。
そのことにボクは感謝したい。
どんなに苦しい時でも、あるいは、シアワセな時でも、粉雪は舞う。
誰にも分け隔てなく、舞う粉雪だ。
誰もがシアワセに向かえるように。
苦しい時を過ごすあなたにも。
音もなく、粉雪は舞う。
あなたの粉雪が、舞う。
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