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2014年2月27日 (木)

民主主義ということ

民主主義はとても手間がかかるシステムだ。

しかし今現在、これを上回る優れたシステムはない。

だから、民主主義のもとで、ベターな方策を論議し、あるいは論議しようとして、政治の世界は動いている。

そのはずです。

きっと思うに任せないことばかりだろう。

何しろ利害が対立しているからだ。

政治の世界にいる人、政治の世界を志す人は、大変だと思う。

最近、政治の世界に、ちゃぶ台返しのような手法が多くなってきた。

出直し選挙、というのだろうか?

何だか、民意が人質にとられているみたいだ。

選挙で支持を得たから、私のいうことを聞けという論法でやって来て、鞄に五千万円が入る入らないで辞めた知事がいました。確か選挙には五十億位かかったと記憶する。

繰り返し繰り返し、付き合っている側としては、醒めた眼でみるよと言わざるを得ない。

結局、交渉力がないからなのだろう。

あるいは人間力がないからなのか。

思うに任せないことをやるのが政治家ならば、毎回ちゃぶ台返しをするのは、政治家としての資質にかけていることの証しなのだ。

誰もが矛盾をはらみながら生きている。

それが仕事だ。

それが人間関係なのだ。

数の論理にたって、何でも出来ると思うこと。

それを人は何と呼ぶだろう?

それが民主主義ならば、随分傲慢なシステムだなあ。

そろそろ劇場型の政治から、
卒業する時かもしれませんね。

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