2001.9.11
あの日から十三年の歳月が流れた。
ボクは、今日あの日のことを思った。
未だわからぬことだらけなのだ。
この記事は謀略説を強化するものではないが、一体誰があのテロを構想し、周到な準備をして実行に移したのか?
その本質的なことがわからないまま十三年が経ってしまったのだ。
あのような大規模な軍事行動を同時多発的に実行しうる能力とは、どのような専門技能と訓練と統率によってオペレーションされていたのだろうか?
その作戦のオペレーティング・ルームがどこにあり、どのような通信網を用いてコントロールされたのであろうか?
誰が何の目的で行ったのか?
クリアではない。
しかし歴史的転換点となった。
世界は混沌となった。
今に連なる道程は、9.11から始まったといっても過言ではない。
歳月の中で、わからない虚数のようにそこにある。
世界を認識する上で、わからないようになっていることそれ自体、最高度のインテリジェンスによって組み立てられている気がしてならない。
いつか歴史は暴いてくれるだろうか?
ボクはそれを願う。
この世界で知るべきことの大きな空白が、そこにはある。
十三年経て、その空白は消えずにそこにある。
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コメント
なんとあれから13年ですか……あの頃僕はディレクターを干されていて(生涯であの前後何ヶ月かだけだった)次のチャンスがあったら絶対悔いのないように仕事をしようそれで終わりになってもいいと思いながらあの映像を見ていたことを思い出しました。その後一回だけ起死回生のチャンスが巡ってきてそれから今の仕事を続けています。
投稿: arriba | 2014年9月12日 (金) 01時30分
Arribaさん
ボクもあの晩、TVで流された映像を茫然としてみたんです。そして夫婦で無言で顔を見合わせました。
あのニューヨークの快晴の青空が、ある時代の終わりを告げているようでした。
ボクもあの時、ある意味で干されていたと思います。
長い歳月が経ち、今では別の仕事に就ていますが、干された経験というものは、今では貴重な経験であったと思えます。
強者の論理とか奢る者には、見えぬ世界を見れるようになったのかも。
Arribaさんの今のご活躍の裏には、そんな背景があったのですね。
投稿: チャーリー | 2014年9月12日 (金) 07時43分