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2015年5月 5日 (火)

子供の日に ひとりボクは

子供たちは忙しい。

次男坊はバイト先へ。

長男は同期の結婚式へ。

ボクは?

ボクは、暇人である。

GWを近場で過ごす。

子供たちの出かけた後、ボクは久しぶりに図書館に行った。

本を読み、CDを借りた。

マイルス•デイビスのアルバム二枚。

それから近くの城址公園を散策した。

湿度が低い。

傾いた陽射しが、新緑に陰影をつくる。

この光は、あのフランス映画の光に近い。

ジャン•ガブリエル•アルビコッコの映画を知る人は、世界で何人いるだろう?

ボクの記憶の中で生きる映画を、ボクは久しぶりに反芻した。

クルマをオープンにして走行する。

そう、ボクは子供のように、この季節と戯れればいい。

そんな子供の日。

傾いた光は、クロード•ルルーシュの映画「男と女」に射していたドゥーヴィルの黄昏の光。


ワインを選び、家路についた。


子供の日には、ワインさ。


シャンメリーではなく。

オトナの姿をしている子供の自分のために、
飛び切り安くて美味いワインを手に入れて帰宅した。

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