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2015年7月15日 (水)

民主主義的な独裁者

“民主主義”と“独裁者”は相いれない。

けれど民主主義のルールを守りながら“独裁者”になれる道があることを今日知った。

独裁者を支持したのは歴史を紐解くまでもなく、民衆だ。

民衆の負託に応えるという大義を、独裁者は掲げる。

しかし民意に耳を貸したりはしない。

民意を聴くふりをする。

しかし本当は自分のやりたいことをする。

“悲願”を形にする。

そうやって憲法もまた安々と乗り越えていいものなのか。

思うがままなのか。

民意によって選ばれたから?

念願の事をした訳だ。

そうやって戦争出来る体制がつくられる。

戦争出来る体制は、他の国、少しジョークが過ぎるかもしれないが宗主国のリクエストに応えるためだ。

戦争になった時には応分の負担をする。

戦費 だけではなく。

命 もまた・・・。

昔、某コピーライターがつくった名コピー。

『まず、総理から前線へ』

そのコピーライターは今ではこのコピーを否定しているというが、生みの親を離れて、この言葉は示唆に富む。

最初の犠牲者は、犠牲になるシステムを造った人たちであるべきだろう。

システムに従わざるをえない民が最初の犠牲者になる?

勘弁してほしい。

ニッポンはいつのまにか、普通の国になっていく。

責任はボクたちにある。

残念だが。

憲法には手をつけず、姑息な形で法案を通していく。

もちろん。

採決で。

数のチカラで。

民主主義なのだから。

NHKの「クローズアップ現代」は、今夜「FIFA 腐敗の構造」を放映してる。

 

今夜だ。

何故、今夜なのか?

FIFAの腐敗よりも大事なことがある。

腐敗は己の内にあるものだ。

歴史は夜つくられる。

FIFAの腐敗を追及している内に。

それもまた権力に都合がよいことだ。

腐敗の構造・・・。

NHKは、ブラックジョークがうまいのかもしれませんね。

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