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2015年10月 9日 (金)

上島珈琲店 ミルク珈琲

いつも早朝に立ち寄るコンビニで、夜勤の青年がレジをしている。

雨の日には床をモップで拭いたり、品出ししたり、大変だ。

買い物せずに居座ってしまうお客さんを、時には諭したりするのをみてた。

小田和正さんが「きっと誰かがみている」と歌うが、この場合、ボクがその誰かなのだろう。


今朝、いつものドリンクの他に、ホットドリンクを選んだ。

上島珈琲店ミルク珈琲。

レジで買い求める。

「温かいものと冷たいものをお分けしますか」と聞かれた。

「一緒でいいですよ」

レジを済ませて、袋からミルク珈琲を取り出して、その青年に差し入れた。

「いつも世話になっているから」
そう言葉を添えて。

驚いたその青年は、
「受け取れませんよ」と云ったが、ボクは微笑んで出口に向かった。

ボクの背中に「ありがとうございました」という声が届いた。

寒い朝には、ホットドリンクを。


きっと誰かが君をみている。

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