誕生日の前日には
美味しい珈琲を飲みたいと思った。
いつも朝によるカフェではなく、30分程遅く開店するカフェに時間をずらして入った。
お気に入りのタンブラーにたっぷりブレンドを詰めてもらい、お気に入りのスノーピークのチタンのマグカップで珈琲を飲む。
買ったばかりの村上春樹さんの新刊文庫『雑文集』を読んだり、ブログを書いたりして過ごす。
特に変わった過ごし方ではない。
特別なことは何もない。
けれど今朝は美味しい珈琲を飲みたいという自分の欲求を果たすことが出来た。
そのような事がうれしい。
今日は丁寧に過ごそう。
仕事を終えたら何をしようか。
たとえ何もしなくても、何をしようかと考える自由がうれしい。
そうなのか。
「自由」ーボクはつかの間の自由を味わっているのだ。
珈琲という形に姿を変えた「自由」を、ボクは味わっている。
そんな朝だ。
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