新党のネーミング
政治の世界で起きることを、ビジネスの世界で考えてみる。
新しい党の党名。
看板が変わる訳だ。
それは視点を変えれば、従来の政党にブランド価値はないということを自ら認めたことだ。
銀行名では合併前の名前がドッキングしているケースが多い。
今度の新党のネーミングはどうなるか?
来月明らかになる。
楽しみではある。
しかし期待はしない。
なぜならば、名前を変えたとしても、所属する人々のマインドが変わったことにはならないからだ。
もっと言えば、ブランド・エクイティを毀損してしまった人々に、期待せよという方が空想的である。
理由は簡単だ。
意思決定できない集団。
高い理念に殉じる思いが伝わってこない集団。
政権を奪われ奪われるがままに党勢を再興できなかったとすれば自己採点はいかばかりだろう。
集団の自浄作用が効かなくて名前を変えるのならば、一旦解散したらどうだろう?
よほど勇気がいることだ。
一人ぼっちから始める。
それこそ勇気のいる営みだ。
烏合の衆であってはならない。
たった一人から全ては始まる。
政治もビジネスも、個人の人生も。
それが問われる。
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