親友と久しぶりに会って
新年会をした。
年末に忘年会をしなかった。それはボクに余裕がなかったからだ。
翌日仕事がない日、つまり金曜日の晩でないと夜の予定を入れにくい。翌日の仕事を考えるとどうしても平日飲むことに消極的になる。そのような仕事をボクは今している。そのようにして何年かやってきた。ボクの“ルーティン”の一つなのか。
おそらく。多分。そうなのだろう。
久しぶりの一献は、しかし楽しかった。
親友は、すでに自由の身だ。気儘に自分の仕事をしている。ケ・セラ・セラが信条の親友だ。
ボクはケ・セラ・セラとは行かない日々を送っている。
それでも親友と飲んでいて、ケ・セラ・セラの気分になってくるから不思議だ。
違った角度から、自分の日常を見る。
三十代の自分は輝いていた。自信に満ちていた・・・そう云われた。
そうでしたか?
ふむ。
ありがとう。
オデッセイのように波乱の人生の旅をボクはしてきたのだろうか。
いいでしょう。
このようにして、今を生きている。
一献傾ける幸せをしみじみ味わう。
「いつでも誘ってほしい」。
そう親友は云ってくれた。
今年はもっと定期的に会いましょう。
そう思った。
自分の“ルーティン”を破ることで、新しい自分に出会えるかもしれない。
ボクは充分にシアワセなのだろう。
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