今日は D-day
ネットのニュースで、 今日はノルマンディ上陸作戦の決行日だとしった。記憶の中で子供の頃に観た「史上最大の作戦」 と大人になって観た「プライベート・ライアン」、 このふたつの映画のことが甦ってきた。
共に映画として優れている。傑作と呼べるだろう。
片方はモノクローム、もう一方はカラーならではの映画。
モノクロームの方は、聖戦のように描かれ、 カラーの方は戦争の悲惨さが描かれる。
モノクロームの方では、連合軍は誰もが自由主義を信じており、カラーの方は、 戦争の欺瞞に目を向ける。
しかし共にスペクタクル映画として傑出し、エンタテイメントとしてよくできた映画だった。
カラーの方を日本で観て、その一週間後に出張先のロサンゼルスで観た。
アメリカの劇場ではオマハビーチの戦闘場面で老婦人たちが悲鳴をあげ、印象に残っている。
戦争で大勢の若者たちがなくなってきた国、アメリカ。
モノクロームの映画では、世界中の俳優の顔見世興行でもあった。
ジョン・ウェインが出ていた。
絶対に彼には弾が当たらないような顔をしていた。
落下傘部隊の兵士を弔うエピソードが印象に残る。
この戦いには誰もが最後には勝つ と信じていた。
さて 今の世界。
優れた映画は時代を映している。
共に再見したい映画だ。
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