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2017年6月14日 (水)

政治家とグランドデザイン

このブログでは政治的な発言はしないことに決めている。だから具体的な政治家の名前は出さない。ブログの世界では政治的な発言が溢れている。好き勝手が言えるSNSの世界だ。そして検索エンジンは好き勝手な世界を牽引する。キーワードが政治家の名前であれば沢山の記事をひもづけにしてくれる。

「グランドデザイン」と「ロードマップ」で政治を考えてみたい。

政治家が行使できることとして、ヴィジョンを提示することがある。
公約もそうだし、JFKの「ニューフロンティア」のような理念もそうだ。いつ迄に月に行くと決めることでグランドデザインもロードマップも明確になる。チカラを結集する訳だ。

政局を迷走させることが、自らの政治的ポジションを有利にするために行われているとしたら、そのために犠牲を払っている市民、国民は後回しにされてしまう。

政治日程がグランドデザインであり、ロードマップなのならば、何のための政治だろうか?

「グランドデザイン」と「ロードマップ」を提示しない場合、それをもってある程度見通せることがある。

ロードマップを示さないということは、政治家ではなく政治屋であるということだ。

自分の利得のために、公益を損なう政治家が目の前にいることを見抜ける眼を、ボクらは持たなくては。

公益のためではなく、自分の権力の拡大のために隠されてきたロードマップは、いいタイミングで姿を現す。

いいタイミングとは、票が動くとき。「選挙」の直前である。

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