食のワンダーランド
「印象操作」という言葉が為政者から出てしまい、困ったことになったニッポンで、首都の選挙が迫ってある結論が出た。臨時記者会見という形で。
AかBかではなく、アウフヘーベン。
政治にはいろいろなレイヤーがある。
本当は、最初からAであったかもしれない。選挙に勝つためにはどうだろう、選挙に勝つためには何でもする かもしれない。
築地のブランド力を持ち出してきても、豊洲のブランドの毀損は計り知れない。
歴史はいずれ証明するだろう。
この十ヶ月は、何であったのかを。
方針を明確にするために、十ヶ月かかった。
企業の意志決定ならば、許されるか?
信じがたい政治ショーが目の前で繰り広げられている。
今までに比べて、どうか?
わかりやすいという一面において、ましかもしれない。
今までが、傀儡政権であったならば。
でも。
政治ショーは、もういいでしょう。
見え透いたことは止めにしましょう。
劇場政治はやめましょう。
もっとも、問題のすり替えや「安全」と「安心」を自由自在に使い分けることこそ、政治そのものかもしれない。
今までよりは、分かりやすい政治になったことは、善きことかもしれない。
しかし、ツケを払うのは、市民である。
もっとも一方では強権で少し力づくの政治ショーが繰り広げられ、あっさり反省の弁が為政者から出てしまう今日この頃である。
ワンダーランドに、ないものはない。
プラウドな権力は、あんまり謙虚ではないかもしれない。
このようなことを、自由に書けるニッポンであって欲しいものだが。
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