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2018年3月16日 (金)

うれしかったこと (おしぼり)

ホテルをチェックアウトしてターミナル駅のホームで電車を待っている時に、スマホがないことに気がついた。

季節外れの気温の上昇で汗ばむ陽気だった。
スマホを落とすことは考え難い。ホテルの部屋に置き忘れてきたに違いない。そう確信した。
いつも部屋を出る時には、入念にチェックする性格だ。しかし見落としてしまったのだろうか。あるとすればベッドサイドのダッシュボードの上にあるはずだ。
黒い色調のダッシュボード。その上に黒いスマホを置き忘れてしまったのだろう。
ホテルに戻りカウンターで「部屋に携帯を忘れたようなので・・・」と告げる。
女性が対応してくれた。ロビーのソファで待つことにした。その女性はそこにおしぼりを持って来てくれた。
汗ばむ汗を見てのことだろうか?
それは冷や汗でもあった。
しばらく時間が経過した。
長いようで短い時間であったかもしれない。
フロントにいた女性が笑顔で近づいてくるのが見えた。さっきおしぼりを持って来てくれた女性だ。
(あったんだ・・・)。その笑顔にそう確信した。
「お客様 ございましたよ」と彼女は行った。
お礼を言い、再びホテルを後にした。再びターミナル駅に向かった。
このようなことをブログに書いておかなければ、記憶の奥底に消えてしまう事柄かもしれない。
しかし後になって、うれしい気持ちがいつまでも持続することを記しておかなくてはと考えた。
おしぼり。
たかが おしぼり。 
されど おしぼり。
もう一度お礼を言いたい。
ありがとう。

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