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2022年11月16日 (水)

交感神経と副交感神経と

私たちは自分自身の身体のことをよく知らない。

例えば、交感神経と副交感神経のことなども。

簡単に言えば、攻撃するか逃走するか。

あるいは、木陰でゆったり昼寝を楽しむか。

仕事をしていて、ストレスを感じない人がいたら、慶賀の至りか、あるいは周囲にストレスを振りまく人なのかーいずれにせよ仕事とストレスは姻戚関係にあるとみていいだろう。

ながらくそんな親しい関係のストレスに、気がつかないうちに侵食されていたとしたら。

どこかで身体は悲鳴をあげる。

その悲鳴に気がつかなかったとしたら、さらにタチが悪い。

身体にダメージが不意にやってくる。

 

そんな経験を最近したボクは思う。

 

な~んにもボクは知らないのか、と。

 

反省と共に、学びを。

 

人間の身体は奥が深い。

 

 

 

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2022年11月12日 (土)

新海誠さん 『すずめの戸締まり』

11月11日がボクの誕生日で、新海誠さんの新作『すずめの戸締まり』の公開日であったので、夕方の上映時間を調べて観に行った。

ボクにとって、新海誠さんは、この日本で、いやこの世界で最も注目しているアーティストのひとりであって、彼の新作を観ないという選択肢はない。

そして観て良かった。

夕方のシアターには、地元の高校生が大勢詰めかけていた。男子高校生がとても多く、もちろん女子高校生も、デートらしいカップルも見受けられた。シアター内の彼らの雑談のウェーブが映画がはじまると静まり、映画の終わりには凝集した沈黙と集中で静謐なものにかわっていた。

 

映画をこれから観る人々にネタバレをしたくないので、内容にはふれない。

 

あえてアドヴァイスしてもいいこととしては、一種のロードムービーとして観ると作品世界の構造性がつかみやすいと思われることだ。

 

新海誠さんは、おそらくこの作品で作家としてのピークを迎えていると思われる。

その難しいテーマをこのような形で作品にまとめ上げるには、知力 体力 気力の充実が必要だろう。

大人の若さがなくては創れない力作である。

 

ボクは何度か涙を拭った。

それは感動の涙というよりも、この涙はどこから来るのだろう?という不思議な涙だった。

声なき死者の声を、作者たちがスクリーンに出現させたからだろうか。

美しい日本の風景と災異の風景と。

 

一回観て理解し消費する映画ではないので、また観に行くことだろう。

 

そしていつか今の高校生が社会に出て大人になった頃、この映画について語れればいいなと思う。

 

ー『そうやって君は生きてきたんだね』

ボクはその時、まだ会っていない映画を観た相手に語るのだろうか。

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2022年11月11日 (金)

11月11日 誕生日の青空

ココログさんからメールが来ていて、「6ヶ月間ブログの更新がありませんね」というお知らせだった。

ーはい。すいません。

なので久しぶりにブログ記事を書くことにした。

今日の青空。

それを引用して、誕生日のお祝いメッセージを友人が送ってくれた。

そのお礼をショートメッセージで返信した。

友人の引用してくれた今日の青空を、このブログを書き終わったら撮影しようと思った。

この青空のように、曇りない思いで人生を生きたいものだ。

地上で繰り広げられる戦争。

地上に蔓延る疫病。

それらのことから、ボクたちは何を学ぶべきなのか?

戦争については、人間の欲望や愚かさを、この21世紀になっても人類は克服できていないことを感じる。

「その領土は俺のもんだ」「だから大人しくこちらによこせ」・・・ということか。

そんな泥棒を捕まえる術がない。

ましてや飛び道具をちらつかせて脅す。

やれやれ、こんなことを、この青空のもとで書くつもりはなかったのだが。

そのような世界でも、今日の青空は広がる。

 

ボクはボクらしいストリームラインを描いて、この青空を飛行しているだろうか?

 

雨の日、嵐の日にも、この世界には青空が広がる時があることを忘れないように、これから撮る写真をスマホに保存しておこう。

 

その写真は、ボクにとってボクから贈るプレゼントだ。

 

希望。

 

それを見失わないためのプレゼントにしよう。

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