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2025年11月12日 (水)

新しい命の誕生

次男坊夫婦に第一子が生まれた。

自分の子供が生まれたのと違い、息子たち夫婦に「無事に」子供が生まれることを、遠方より祈る他、なかった。

「無事に」というのは、命の誕生という厳粛な営みの中に、出産は、命をかけて取り組むことという認識が、親の自分に既にあるからだろう。

いろいろな心配が心をよぎり、そのようなことが杞憂に過ぎないといえるまでに、沢山の心配事が現実にあった。

そうして生まれた新しい命。

よく、孫は可愛いというけれど、今まで自分はそういう経験をしてこなかったので、ピンとこなかった。

しかし新しい命を目の前にすると、自分の遺伝子が、この新しい命に連なっていることがわかった。

自分の息子が父親になり、子供をあやしたりしているのをみると、息子もまた新しい父としてこの世界にいることが感じられた。

出産から百日を経過し、「お食い初め」の儀式を行った。

ボクはすっかりお爺ちゃんになった。

お爺ちゃんを経験することもまた、新しい役割なのだ。

この世界に「お爺ちゃん」がひとり生まれたのだ。

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