「十年先を読む長期投資」
さわかみファンドの澤上篤人氏の最新刊が朝日新書からでた。
副題は「暴落時こそ株を買え」。
週刊朝日の中吊りには、6刷とある。やはり売れてるらしい。
著者が語り部となって、長期投資の極意を明らかにする。いままで在りそうであまりなかった本である。
いつも書店にいくと、株や投資関連書の棚にたくさんの本がでてることに、感心する。人間はやはり欲の動物だから、この手のものを買って研究に余念がない。
けれど、ある時気が付いた。これらの本の多くは、著者が儲けたいから書いてるのであって、読者を儲けさせてあげたいから書いているのではないことを。
そして株式市場がギャンブルであるという認識に立つならば、アマチュアはカモになるという賭場のセオリーが、ここで当てはまることになる。
この澤上氏の新刊は、しかし、なかなか新鮮である。
澤上氏の長期投資に対する信念と哲学が、ゆるぎないからだと思う。
この本を読みながら、十年後を想像する。
いまから十年前を振返ってみると、やはり信じられない変化がこの十年の間にあった。
そしてこれからの十年もまた、変化する。
十年後を明るい未来にー。
そう考えることは、とても大切なことだ。
不安がったり、評論家ぶっているよりも、ささやかであろうと、明るい未来のために行動する道を選びたい。

















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