2010年5月24日 (月)

生徒会長を務めた次男坊を慰労した

生徒会長を務めた高3の次男坊は、新会長に会長の座を禅譲した。

(一年間、よくやってきたな。)

傍でみていると、高校生の直面する現実には様々なものがある。

(会長さん、なかなか大変だなあ。)

先週、新会長の選出が無事に終わったのを機に、次男坊を誘った。

「慰労してあげよう」。

日曜の夕方、クルマでスーパー銭湯に行った。

竜泉寺の湯。

人気のスーパー銭湯は家族連れで、賑わっていた。

「ご飯は静かな処に、行こうか」

「回転、にするか」

クルマの助手席に座った次男坊から、生徒会長の苦労談をたくさん聞かせてもらった。

きっと無事にやり通せた安堵感があったのだろう。

仲間たちに支えてもらったということも。

ちょっと贅沢な回転寿司屋で、ご馳走した。

最後に、次男坊がずっと注文しなかった好物の「生うにの軍艦巻」を薦めた。

「君も値段を気にするのかな」

「そうだよ。昔からね」

「そうだったかなあ」

「パパはいつもプッシュしてくれるから、ボクは断るでしょ」

ふうん。

そうか。

確かに。

ボクは甘すぎる父親なのだ。

それを君は知っている。

でも、君に判るかな?

君らを育てているつもりでいたけれど、いつしか君らに育てられてる。

がんばっている君たちのように、がんばる自分でいたい。

そう勇気づけてくれるのは、大人に近づいてる君たちなんだよ。

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2010年5月13日 (木)

22歳の誕生日

お誕生日、おめでとう。君は我が家の長男として、この世界に生を受けました。あの日は、今朝の青空と同じ五月晴れでした。夕方に無事生まれたと知らされた時に病院の窓からは、5月の夕べのブルーの色合いと木々の緑が風にそよいでいたのを覚えています。初めて対面した時、小さな君は湯気を上げてました。無事に、といいましたが、君が生まれるまでのママの試練は大きくて、パパはただただおろおろしてただけ。けれど君が生まれてきたことは、やはり奇跡なのだと思っています。初めてこの手で産湯をつかった時、君の口元がきれいなのを覚えています。いつしか我が家ではミニパパのような君ですが、ママをいたわってくれて、ありがとう。進んでいく方角がみえてきたようだね。いろいろな体験を通して、我が道を見いだしてください。22歳が充実することを祈っています。心から、おめでとう。

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2010.5.13 その朝のTokyo

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2010年4月28日 (水)

大学進学 その進路相談

高3の次男坊の進路相談に立ち会った。

わが家では父母で参加することにした。

次男坊が、進学について、どのように考えているかを知れる良い機会。

僅か30分であっても共有した機会は貴重だと思った。

次男坊の県立高校では、生徒からプレゼンを行う。

次男坊は次のような方針を話した。

①4年生の大学(文科系)に進学し、いろいろな人との出会いの中で、将来を考えたい。

②その4年間で、自分がなりたい職業を増やしていく。

将来を考えたい」「なりたい職業を増やす」ーいい事を云う。

そして、一般入試で行くからには、これから必死で勉強するーそう宣言した。

1)志望学部による大学の選択。

2)なにより行きたい大学の選択。

3)志望学部以外の周辺関心領域(学部)の選択。

そのような事を話しながら、けれど結局は学力、受験突破力だよね、という結論に至る。

まず3ヶ月、どれだけ受験力を上げられるか?

そう担任の先生は云った。

(頼むね)密かに心の中で呟く。

この間、次男坊と図書館に行った。

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彼の背中をみてて、少しずつ、勉強に集中する体制ができてきたようだと思った。

親としてできる事は、

・サポーターとしての応援(軍資金)。

・経験者としての智慧(ノウハウ)の伝授。

そんな処だろう。

2010年のGWは、次男坊の受験突破のためのマインドセットを密かに手伝おう。

2010年のGWならではの支援といえば、それだろう。

部屋を片付けるとか、簡単なところから。

やっと一つ、今年のGWのコンセプトが明確になってきた。

雨の水曜日。

若葉の色も少し濃くなってきた。

ボクは朝の傘の流れをみるのが、好きだ。

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2009年12月 6日 (日)

青学 法政 明治 立教 マーチな旅

明治、青学、立教、中央、法政の5大学をマーチと呼ぶと知ったのは長男が高校生の頃だった。

高2の次男坊も大学受験を意識し出した。

彼もまたマーチに興味があった。

そこでマーチの大学キャンパスを巡ることにした。

八王子にある中央を除くマーチ大学を巡る。

渋谷から歩いて青学へ。

JR山手線・原宿駅から代々木駅で総武線に乗換え市ヶ谷駅に移動し、法政へ。

JR飯田橋駅から御茶ノ水駅に移動し、明治へ。

東京メトロ・丸の内線・淡路町駅から池袋駅に移動し、立教へ。

青学の周辺は華やかな雰囲気。さすが表参道。

法政は市ヶ谷駅から巨大なタワーがみえる。

明治の周りには、なぜかギターのお店が多い。

そして立教のキャンパスはきれいだ。

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よく歩いた。

次男坊も神妙に各大学の雰囲気を味わっていた。

マーチな旅で、次男坊の勉強のモチベーションはあがるだろうか?

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2009年10月22日 (木)

河合塾 入塾

次男坊を河合塾に入れる手続きをした。

現役合格を本人も望んでる。

親の自分としては、なおのこと望んでる。

親のこちらの方の本気度の方が、今は高いかもしれない。

それは身銭を切る方だからか。

現役合格を目指すなら、まだまだ本気度が足りないな、と思ってみてる。

だから、こちらは身銭を切るのだ。

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2009年5月 7日 (木)

映画をつくること

高校二年の次男坊が、GW中に映画をつくった。

高校の先生が結婚されるので、皆で集まってビデオ・レターをつくろうという話だった。

なので、手持ちのハンディカムを貸してあげた。

ハンディカムの操作方法を教えようとしたら、「ボクはかなりできるよ」と云われてしまった。

前から意識することなく、撮らせてたみたいだ。

順調に進んでいるか、気になっていたが、自主的に始めた事なので、見守ることにした。

先週、ちょっと見てみる?と云われた。

見せてもらった。

ー「ビデオレターが撮れなかったので、映画をつくった」。

映画をつくった?

オールラッシュに近い状態で、映像をみて、驚いた。

しっかりしたエンタテインメントになっている。

高校生の同級生たちが集まって、あるストーリーに基づいてお話が展開し、最後に、先生の結婚を祝うという形に収斂してく。

確かなキャメラ・ワーク。

GWに編集するという。

ー編集したことある?

そう聞くと、このムービーメーカーは簡単なので、なんとかやれそうだ、と云う。

(頼もしい。)

映像にサウンド・トラック、そしてテロップと、上手にPCを操作して、ちゃんとしたムービーを仕上げた。

こちらが助言して、本人がそうだと思える部分は取り入れてくれたが、自分がこうだと思った部分は譲らない。

しまいには「監督」と呼んだ。

DVDに焼いて、結婚式場の宴会係に届ける処は、フォローした。

せっかくみんなのお祝いの作品が、万が一のアクシデントで上映できないとしたら悔やまれる。

式場でリハーサルし、そのDVDは再生できることが確認できた。

当日、もう一枚焼いてあげたDVDを本人に持たせた。

「万が一の場合には、このDVDを使いな、ね」

結婚式の披露宴は、とても盛り上がったらしい。

よかった、よかった。

自分が初めて8mmで映画をつくったのが、高校二年の時だった。

不思議なことに、次男坊は高校二年で、ハンディカムで撮影しPCで編集して映画をつくった。

いとも軽々とつくったことに驚いた。

絵を描くことも、楽器を演奏することも、映画をつくることも、次男坊には同じことかもしれない。

<映画をつくる>という心理的障壁など、ほとんどなくて、映画をつくったことに驚くと共に、教えられた。

たいへんな事だと思い込むよりも、見る前に飛べ。

そういうことが、若さ なのかもしれない。

映画監督になりたいならば、映画をつくればいい。

それを、次男坊から教えられた。

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2007年5月26日 (土)

運動会で走る君に

声援をおくる。昔は遅かった君が、選抜に選ばれた。

Photo_337確かにテニス部で鍛えられた。

身体もしっかりしてきた。

うむ。逃げ足も速くなった。

いつの間にか、速くなった。

いい走りをしたね。ちょっと見直したよ。カッコいいと思った。それは親バカだから?そう、それもある。

でもね、一生懸命走る姿は、やっぱりカッコいいものなんだね。

それを君に教えられた。

いつのまにか成長したね。パパも頑張る。君と同じようにね。

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2007年5月13日 (日)

5月13日に君は生れた

今日は特別な日。

Photo_302君が無事に生れるように。

新年三が日、海で願かけた。日の出に祈った。

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Photo_304Photo_305羽ばたけ。

逞しく。十九の君よ。

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家族で祝える幸せ。

新緑の日は暮れる。

Photo_307おめでとう。

十代最後の一年を丁寧にね。

素敵な大人に、君ならなれる。

今日は特別な日。

でも毎日が特別な日。

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2007年5月 5日 (土)

GW日記⑦~ステーキはすて~き・・・

昨晩はステーキを食べる日。家族そろってスーパーマーケットに買出しにいく。

子供が大きくなると、部活や学校でGWで一緒に動ける日がほとんどなくなった。

だから肉の日。肉で子供を釣る。

いつもと違うのは替玉に相当する分量の牛肉を買込むこと。育ち盛りの男の子二人はやっぱり肉だ。食いっぷりがいい。見てて気持ちいい。ひとりひとりに焼いたステーキを皿に盛り分けた後、余分に買ったステーキをハサミで一口サイズにさくさく刻んで盛り付ける。

家族の盛り上がりにはパターンがある。終始次男坊が話題をリードする。そこに長男がそっと割り込む。割り込む切り口の1/2は突っ込まれ、返り討ちにあう。そこで長男はニコニコ引き下がる。漫才のボケと突っ込みのようだ。

そうやってこの兄弟は仲良く育ってきたのだなと思った。

明日は子供の日。どんなに大きくなっても子供たち。

なにか二人にしてあげたい。

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2007年3月 5日 (月)

春と嵐と 眼鏡と映画と

昨日は春の陽気。けれども今日は春の嵐。

昨日は次男坊の部活休み。中学のテニス部の部活は凄い。土日も休みなし。ぽっかりと奇蹟の日曜日に彼の眼鏡を新調した。

Photo_64 こちらが落選したフレーム。

すっかりお洒落になって、厳しい選択眼。よろしい。

それから映画を観にいった。

マーティン・スコセッシ監督の『ディパーテッド』。切符を買って待つ合間、戸外のテラスにて。

Photo_66Photo_65彼はいつしかまどろんだ。

春の陽気は屋外でまどろむことを許す。

そして一緒に観た『ディパーテッド』。R-15?いいでしょう。

でも観終わってー。

ちょっとね・・・やりすぎだよね。どうだった?

ちょっとね。

太ったねずみたちのフィルム・ノワール。

そして今日は春の嵐。

太ったねずみについて映画コラムに。⇒

もっと痩せねば。痩せたねずみにならなくてはね。

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