2014年1月17日 (金)

Snow Peak スノー・ピーク

スノーピークというアウトドア用品の会社をTVで知った。

本社が広大な平原にあって、その平原ではキャンプができるという。

スノーピークの社長も年間六十泊程、キャンプするらしい。

キャンプしたお客様の声を、製品に反映させる。

本当に、本物志向のようだ。

週末に店舗をのぞいてみたい。

子供たちがまだ幼かった頃、キャンプにいった。

ノースフェイスの『ザ ホテル』という大型テントを購入した。

雪山でも数人が野営できる大型テントだ。

夜、庭でそのテントを張って、まだ幼かった次男坊を誘って一泊しようとした。

おやすみなさい、といって間も無く、次男坊は起き上がり、パパ ボクはお家で寝るよ、おやすみなさい、とテントを出ていった。

アウトドアの時代は、こうして終わった。

今でもいつでも張れるように手入れされたテントやタープを持っている。

あるいは、これからボクは再びアウトドアに向かうのかもしれない。

シェラカップ。

簡易コンロ。

野外で飲むコーヒーの味。

アウトドア用品には、機能美を求める。

それらを集めて、仕事場で使うのも、ありかもしれない。

そんな視点で、スノーピークの製品を手にとってみたい。

楽しみだ。





●Snow Peak オフィシャルサイト

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2008年5月 7日 (水)

さようなら サーブ

クルマは生活必需品?そう問われれば、ボクの場合「いや違う」と答えるだろう。

それは趣味の領域にある。

しかし自分の意識の中で、「自由」という概念の中核をなす機械(装置)である。

社会人になってから、何台かのクルマと出会い、そして別れてきた。

それら愛車たちは、家族の歴史の中で、それぞれの役割を担い、役割を果たし、あるいは果たせず、しかし家族と共にあった。

手放す「サーブ」との出会いは、三年前。

新車から永らく乗った日産「シルビア」のトランスミッションが壊れ、走行不能となった。シルビアは新婚時代、そして幼子(おさなご)を育てる過程で、働き者のジャジャ馬だった。しかし家族からの信頼は厚かった。

動けなくなったシルビアに、家族全員別れを告げた。

見送ったシルビアに代わるクルマとして出合ったのが、「サーブ」だった。

サーブ(SAAB)は、日本であまり走ってない。

ボクは昔から、それがスウェーデンの戦闘機を造る会社の車だと知ってた。

一言でいえば、大人のクルマ。

結局、クルマとの出会いも運命である。

三年間で4万Km以上乗った。

徳大寺氏は、1日400kmの長距離クルージングに向くクルマと云った。

今はただ満足感と感謝の気持ち。

現役のピカピカの状態で手放せることが、せめてもの誇りだ。

そしていつか再びSAABに。

寡黙なSAABに、お別れを云おう。

さらば友よ

Saab君を、決して忘れない。

しかし生きるため、明日にはその喪失感を忘れよう。

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2006年8月19日 (土)

チャリで箱根湯本へ

BD-1、スタンバイOK。愛用のGAPのDayーpackに着替えを詰めて9時に出発。海岸に出た処で右か左かを即決。箱根方面に向かうことにした。

お昼頃小田原到着。欲が出てきて箱根湯本にある立ち寄り湯を目指すことにした。

小田原から箱根湯本までの登り坂が心臓破りだった。とにかくダラダラ長~い。

箱根湯本の「天山」(てんざん)。立ち寄り湯。数年ぶり。少しも変ってないのがいい。野趣溢れる野天風呂と食事処(天山湯治郷:箱根町湯本茶屋208:tel.0460-6-4126)。品が良くてゆったりできる立ち寄り湯。

登り坂が続き激しい運動の後では食欲は湧かない。体内の脂肪が燃焼してる。お風呂にほけーっと1時間以上入って、それから食事処へ。生ビールに冷奴。それに馬刺しを頼む。馬刺し、うまし。口の中で溶ける。あまりに美味しくてイケナイことをしてる気分に。

ここで本を一冊読み終えた。「羊の宇宙」(発行:文藝春秋)。夢枕獏(作)+たむらしげる(絵)。「星の王子さま」のような暗喩に満ちた短いけれど不思議な味わいの本。「真理は、常にシンプルだ」(P17)、「人間は誰に遠慮することなく、幸福(しあわせ)になってもいいのだよ・・・」(P20).中国の天山(てんしゃん)山脈の峰で展開する寓話を「天山」(てんざん)で読む不思議。<ももんがさん>にblogで教えてもらった。

たっぷり寛いで湯処を後に。箱根湯本から小田原までず~っと下り坂。楽チン。

小田原駅でBD-1を畳む。東海道線に乗って夕方5時に帰還。

風のように海山を駆け抜けた夢のような記憶。怠け者の僕が遠出できるのはこの折畳みbikeのお陰。

この秋は、TOKYOの秋を再発見したい。

チャリは僕にとって高度1mを滑空する人力飛行機です。

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チャリに乗って都会さ 走る

昨日赤坂の広告代理店でのmtgが終わって、近くのbike shopBd1Bd2 (自転車のbike)に預けたBD-1を引取りにいった。後輪のチューブを修理して貰った。4時から渋谷のオフィスに来客あり。時計をみると3時半。微妙な時間だ。

結局チャリに乗ってくことにした。麻のジャケットをまるめて手提げにしまい、肩からタスキに鞄を背中にしょい、BD-1に跨る。♀の店員さんに「職務質問、受けませんかね?」と半分マジで聞いたら「大丈夫だと思いますよ」・・・。「思いますよ」に正直さが表れる。

外苑西通りから青山通りへ。道路からの照返しが厳しい。結局汗びっしょりで到着。BD-1をそのままエレベーターに乗せる。小さく可愛いからエレベーターに乗る。

受付の女の子に頼んでチャリを預かってもらう。初めてのお客さんを前に汗びっしょり。余程変ってると思われたろう。いいもん。変ってるんだから・・・。

18時過ぎにデスクの電話が鳴った。受付の女の子から。「あのう、自転車ありますけれどロビーの玄関、閉めていいでしょうか・・・」

そうだった、いけね。「すぐ行きま~す」

「この自転車、<通学>あ、いや<通勤>に使ってるんですか?」とまた聞かれる。ので「<通学>に使ってます」と応える。

早く会社をでないと。エレベーターでチャリを運ぶ目撃情報が増える。

慌てて帰り支度をして「お先に」。エレベーター・ホールでチャリと待ってると、同じフロアの女の子に目撃される。君の視線が痛い。エレベーターをあけてくれる。Please bike first.黙って乗り込む。どうか質問しないでね。・・・沈黙の間。黙ってる女の子から10人に伝播する気がした。沈黙は雄弁である。

また変な人と思われてしまうのか。ま、いいか。そうだから。

Bd3夕暮れの青山通りをBD-1でぶっ飛ばす。気持ちいい。週末に向かって飛んでく気分だった。

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2006年8月15日 (火)

愛車 BD-1

ドイツの名機。BD-1。昨日前輪を修理し復活。早朝の海にでた。

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折り畳めばアタッシュ・ケースの大きさ。走れば早い。ふたりのBike好きのドイツ人が造った。

改造を施したバックミラー。ときどきBD-1に乗った人に聞かれる。どこに売ってる?とか、いいですねぇ・・・とか。他愛無い会話。

このBikeで晩夏を走るぞ~。

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